「私、とにかく有給日数が多い方が良い!」
そんな看護師さんのために、有給の日数が多い病院人気ランキングを作りました。
ランキングしたのは次の8つのタイプの病院です。
・公立大規模病院(高度急性期、急性期)
・中規模病院(急性期・回復期)
・中規模病院(ケアミックス)
・中規模病院(回復期・慢性期)
・小規模病院(高度急性期)
・小規模病院(急性期・回復期)
・小規模病院(慢性期)
では、有給の日数が多い病院人気ランキングを見ていきましょう。
有給の日数が多い病院人気ランキング
解説
有給の日数は法律によって決められています。
そのため、「有給がない」ということはありません。
ただ、できれば有給は多い方が良いですよね。
有給が多ければ、いざという時、病気になって療養が必要な時でも、病欠ではなく有給扱いになって、給料を減らさずに療養できますから。
有給の日数が多いのは、大規模病院です。
大規模病院は私立・公立ともに福利厚生が整っていますので、法定日数以上の有給を付与してもらえることが多いです。
2年目から20日間の有給を貰えるところも少なくありません。
有給日数が多い病院人気ランキングの1位の大規模病院の具体例を口コミと一緒にご紹介します。
まずは、私立の大規模病院からです。
・東海大学医学部付属八王子病院(八王子市)=夏と冬に1週間ずつの休みが取れる
・大手前病院(中央区)=休み希望は月5日まで書ける。有給消化率は8割程度、融通も利く
・名古屋第二赤十字病院(昭和区)=休みの希望が取りやすい、長期で1週間ほど休める
次に、公立の大規模病院の具体例と口コミを見ていきましょう。
・東京都立広尾病院(渋谷区)=比較的出しやすい
・大阪市立総合医療センター(都島区)=希望が通らなかったことは無い。夏休み5日まとまった休みになっていた)
・名古屋市立東部医療センター(千種区)=希望休は4日がつけられる。かなり長期で休みが取れる
次に多いのは中規模病院ですね。
中規模病院は急性期を扱っているところ、患者さんの重症度が高い病院の方が福利厚生は充実している傾向があります。
急性期を扱っている方が、中規模病院の中でも規模が大きめですし、地域の基幹病院のような役割をしているところが多いので、福利厚生が大規模病院並みに整っているところが多いんです。
そのため、中規模病院の有給の日数は、急性期・回復期の病院>ケアミックスの病院>回復期・慢性期の病院となります。
中規模病院の中でも有給の日数が多めである3位の中規模病院(急性期・回復期)の東京・大阪・名古屋の具体例と口コミはこちらです。
小規模病院は福利厚生が整っていないので、有給日数は最低限というところが多いです。
有給の日数が多ければ、それだけ「有給が多い=休みが取りやすい」ということにつながります。
ただ、1つ気をつけなければいけないのは、「有給日数が多い=有給消化率が高い」というわけではないことです。