赤浜小学校避難所よりご支援下さいました全国の皆様へ


神田義信

神田義信(NHKテレビから)

今日は平成24年1月11日、あの忌まわしい3月11日より丁度10ヶ月。ボランティアの皆様により、被災地は瓦礫と雑草が綺麗に取り除かれたものの、未だ復興の鎚音も聞こえず、荒涼とした景色を目にするだけです。

新しい年を嬉々として祝う気持ちにもなれず、被災後に全国の皆様から戴いたご支援のあれこれを想い浮かべては、住所氏名も分からない方を含め、どのようにして皆様に、感謝の気持ちをお届けしようか?と悩む新年でした。


幸い、当地域の復興を考える会に、ホームページの開設をして下さるボランティアの方があり、ネット上から皆様へ、お礼を述べる機会が得られました。
被災した赤浜小学校体育館を、避難生活の拠点とした3月14日から解散の8月31日まで、避難所運営の世話と全国から寄せられるご支援への窓口を、地域公民館の館長と、自主防災会の事務局長の立場から務めさせて頂きました。
15日には早くも物資支援の第一陣を迎え、その後 次々に訪れるご支援の皆様に、ただ涙して感謝の言葉を口にする日々を夢中で過ごした気がします。
県内近隣市町村の皆様を始め、遠くは山口県総社市・愛媛県小豆島町・愛知県・静岡県・長野県・神奈川・東京・大阪・仙台は勿論、秋田・青森の隣県、また宅配便での九州に至るまで、あらゆる地域から色々な物資とお心を、様々な形で頂戴致しました。 誠に有難うございました。
避難所解散後のご支援を含め、皆様の温かいお心のご支援により、当赤浜地域が無事に平成24年を迎え、静かな正月を送ることが出来ましたことを、ご報告申し上げ、改めて地域の皆様からの感謝の気持ちを代弁させて頂きますと共に、世話役として深甚より厚く御礼申し上げる次第です。
地域の復興計画案が提出されたとは言え、実現には幾多の時間と紆余曲折も予想されますが、地域一体となって推進されることを確信しております。
誠に乱文措辞ですが、ひょうたん島のある赤浜より感謝の便りと致します。

平成24年1月11日 岩手県上閉伊郡大槌町赤浜
元大槌町公民館赤浜分館長(10月末退職)
赤浜地区自主防災会 事務局長
神 田 義 信

かんだ・よしのぶ 1945年生まれ。赤浜地区自主防災会事務局長として、避難所運営と、被災住民の仮設住宅確保などに尽力

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