大槌町でサケ漁が再開!
新たな年の夜明け 2012年元旦 大槌町漁港
年が明けた1月4日、震災後初めてとなるサケの定置網漁が、ようやく再開された。津波で流され、修理を終えた2隻の久美愛丸は、朝4時に、赤浜の大槌漁港を出発。「今日まで長かったよ」と海の男は、被災した陸地を見つめた。定置網の入荷が予定よりも1か月間遅れたため、10月下旬から12月上旬までのサケのシーズンは、すでに過ぎていた。
約20分で漁場に到着すると、乗組員は声を合わせて網を巻き上げる。冷たい風のなかで、白い吐息はやがて汗の蒸気へと変わる。網をたぐり寄せると、黒い魚影が海面に激しい水しぶきをあげる。「入ってるぞ、1000はいる」。その言葉通り、群れが網のなかでうごめく。直径1mほどのタモで掬いあげると、甲板は重さ5kgを超えるサケでいっぱいになった。それだけでなく、イカやアンコウ、大目マスやハモなど魚種も豊富だ。
大漁旗をなびかせた久美愛丸は、陸へ向けて走り出した。「町に明かりがないのが寂しい。けどようやく始まった」。
新設された大槌町市場で魚を卸すと、仕分け作業や仲買人の集まる声で活気づいた。小規模の初セリだが、復興への確かな第一歩だ。
震災前、大槌港には682隻の漁船があったが、被害を逃れたのは11隻のみ。流されたサケの定置網4つのうち、再開できたのはひとつだけだ。サケ漁は、総漁獲量の8割以上を占める大槌漁業の要。大槌町漁業共同組合によると、「しばらくは赤字が続き、運営は厳しい。それでも、前に進むしかない」と言う。
漁の後、仮設の寄り合い所で、新鮮なイカ刺しと白子入り漁師汁をいただいた。組合の大謀、岡谷喜一さんは「やっぱり漁はいいねえ。この味が食べれるだけでありがたい」と海の恵みに感謝を込めた。
久美愛丸のみなさん、赤浜のみなさん、お世話になりました。
また漁師汁を食べに行きます!
海にはガレキやロープ類が散乱している。漁の後、スクリューを修理する久美愛丸
フォトジャーナリスト 野田雅也
サケ漁の再開おめでとうございます!
NPO世界の医療団の運動チームの甲斐と申します。
赤浜には何度かお邪魔させていただいておりますが、着実に復興への歩みを進める赤浜の皆さんには、毎回感動させられています。
心より敬意を表します!
これからも時々お邪魔させていただく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします(^ ^)
さっそく明日1月14日18時~20時に、赤浜仮設団地の談話室にお伺いします。
運動というより、癒し系のリラクゼーションやヨガや疲労回復マッサージを予定しています。皆さんと一緒にほんわか気持ちよくなって、ぐっすり眠っていただければと思います。
また皆様にお会いできることを楽しみにしています☆
いつも、ご支援ありがとうございます。
赤浜復興の会事務局の小豆嶋と申します。
14日の日は時間が合わなくて、出かけることができませんでした。
個人的にヨガ、興味があります。
もし、次の機会がありましたら、是非参加させていただきたいと思います。