津波のしわざ~安渡、にわたり神社の鳥居の傷~


小鎚神社1安渡地区のにわたり神社(大槌稲荷神社)の鳥居です。鳥居の両足には痛々しい傷が残っています。この鳥居、津波の後は赤浜の瓦礫の上に、鮮やかな朱色を目立たせて横たわっていました。元の場所から津波の引き波にさらわれ、沖に流されそして赤浜に打ち上げられたようです。

鳥居の移動  
実際の移動距離は1kmぐらいですが、どのぐらいの距離を波にさらわれ漂ったのか想像できません。
小鎚神社2  
一見、落書きのように見えますが、波で引きづられた痛々しい傷跡です。鉄製で中が空洞の作りの為、壊れることなく水に浮いたようです。神社の方に確認したところ、鳥居は一旦解体して運び、去年の12月28日、小松組さんに依頼し元の場所に立てたとの事です。
小鎚神社3  
安渡地区の景色です。安渡地区は赤浜の様に仮設住宅を建てる為のまとまった土地がありませんでした。被災者の多くの住民の方々は地元を離れて、大槌地区の仮設の方に散らばったと聞いています。何も無くなった景色は見慣れたものになってはいますが、山側から見ると被害の大きさを改めて感じさせられます。

安渡地区の復興案は、堤防を高くし、旧道から山側を土盛り、小学校周辺を拠点として吉里吉里へ向かうバイパス沿い方面へ住宅地を広げていくものとなっているようです。

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