赤浜のお盆


震災後2回目のお盆が終わりました。この地域のお盆は先祖を時間をかけてとても丁寧に供養します。
8月7日「なのかあび」(「なぬかび」)お盆前にお墓を掃除したり、お花、線香をあげ手を合わせます。昔は7回泳ぎ7回「はっと」を食べなさいと言われました。「はっと」とはきしめん風のうどんを甘い小豆で煮たものです。
8月14日~16日、お盆の期間です。14日の朝はお花、線香、お茶を持ち、お墓へお参りし、14日~16日までの3日間「松明かし」、日暮れ前にお墓前で松の木の薪で火を灯します。
また、14、15日の晩は迎え火、16日は送り火として家の前で火を灯します。
お盆の間、家の仏壇は普段より豪華に花、供え物をあげ、朝晩または昼も精進料理のお膳をあげます。
そして、自分の家だけではなく、親戚、知り合いの仏壇にお線香をあげに出かけます。
このように、お盆は結構忙しい!

松明かし  

お墓前の松明かし。西日が厳しい時刻に出かけるので、みんな汗だくです。松の薪を持ち親戚、知り合いのお墓もお参りします。

松明かし 風景  

今年は震災後でもあり、お参りする人は以前より増えたように感じました。 右下の白い新しいお墓は震災後増えたものです。

盆踊り 踊り  

14日の晩、赤浜公民館文化体育部会主催により盆踊りが開催されました。櫓は赤浜弁天虎舞の皆さんの協力により建てられ、中央には犠牲者の名前を書いた灯篭が灯されました。

盆踊り 出店  

子供たちは盆踊りより、やはり出店が大好。出店は赤浜婦人会の皆さんが出店しました。

4 Responses to “赤浜のお盆”

  1. ひがしの より:

    お盆は本当に大イベントですね。見て回っている方も疲れて扁桃腺でダウンしました。初盆から3年は48本のロウソクを立てるというおうちを知りましたが、赤浜特有の慣習でしょうか。

    • 小豆嶋 映子 より:

      いつもありがとうございます。
      確かにお盆は大イベント、ご先祖様には申し訳ありませんが、お盆が終わるとほっとします。
      48本のローソク、周りに聞いてみましたが、赤浜地区だけではなく、安渡地区もやるようです。大槌地区の方にはあまり浸透していないのか、聞いた人の中で、やっている人はいませんでした。
      扁桃腺は治りましたか?

  2. 稲村 比奈子 より:

    田舎のお盆は風流ですよね、48本のローソク私も子供の頃一度庭先で見た記憶があります。
    小さい時の記憶ですが私の家ではひな段みたいに落雁や果物がお供えしてありました、そして一番好きなのが「醤油ベースに片栗粉を溶かした汁」です、今でも時々作って食べます。
    あん寺の地獄絵が怖かったぁ。
    こちらで赤浜のお盆の過ごし方を話すと驚かれます、同じ東北でも違うんですよね・・でも夏にしか帰郷しない私にとっては墓地で友人・知人に会えるのが楽しみでした。
    震災後帰郷してないので墓地の写真を見てホッとしました、近いうちに墓参したいと思います。

    • 小豆嶋 映子 より:

      「醤油ベースに片栗粉を溶かした汁」根菜を短冊型に切ったお汁ですよね。母が物忘れが多くなり、ほとんど母任せだった郷土料理、おろそかになっています。季節季節のものは出来るだけ作ろうと思ってはいるのですが、ついついサボりがちです。記憶から消えないよう、大切にしていきたいものですね。「すっぷく」ってわかりますか?お汁の話から思い出しました。これも醤油ベースに片栗粉を溶かした甘めのうどん。とても食べたくなりました。

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