現在の蓬莱島(ひょっこりひょうたん島)の弁天様


 現在の弁天様の写真をいただきましたので、紹介いたします。いつも赤浜を応援してくださっているカメラマンの野田さんが、最近、蓬莱島に上陸し撮影したものです。

蓬莱島

撮影 野田雅也

 折れた鳥居がそのままで痛々しく見えます。灯台に渡る石もかなり崩れたようですが、灯台工事の為でしょうか、足場が組まれています。灯台の前にあったオットセイの供養塔の丸い石は無くなっていますね。海の底でしょうか。でも、ブログの写真では良く見えませんが、写真を拡大して見たら、わきのオットセイの像は残っていました。

弁天様1

撮影 野田雅也

 我らが守り神の弁天様です。
 津波で海の中に沈み、第一波、第二波、第三波・・・とそれぞれの往復の波を受けたはずなのに、あの、きゃしゃなお堂の中で大きな損傷もなく奇跡的にきれいなお姿で残っていました。

弁天様

撮影 野田雅也

 弁才天には、大まかに分けて2タイプの弁才天がいるそうです。ひとつめは、2本腕で琵琶を弾く「妙音天」タイプ。もうひとつは、8本腕に矛や弓を持つ「八臂(はっぴ)弁才天」タイプ。蓬莱島の弁天様は後者になります。弁才天はもともとはインドのヒンドゥー教の神様で、川の神サラスヴァティが仏教に取り込まれ、弁才天となりました。仏教の守護神として日本に入ってきた当初は、8本の腕に宝珠・剣・弓矢・金剛杵等を持った姿(八臂像)でしたが、鎌倉時代に2本の腕(二臂)で膝を立て琵琶を弾く姿が一般化したそうです。この弁天様はかなり古いものであることが推測できます。
 弁天様、大きな損傷はないとはいえ、着物はかなり傷み、顔にも傷があります。海水に浸かった訳ですし、これからますます痛んでいく可能性があります。早く修理をし、きれいにしたいものです。

6 Responses to “現在の蓬莱島(ひょっこりひょうたん島)の弁天様”

  1. 棚橋富士子 より:

    弁天様の写真、とても衝撃的でした。
    陸から見えない方の損傷がすごいとは聞いていましたが、ほんとに痛々しい姿になっていますね。

    もう、元の島には戻せないのでしょうかね。

    弁財天、ほんとに奇跡の神様です。
    あの大津波の中、人々の希望の灯となるために、ここに踏みとどまってくださったのですね。
    はやく、修復してあげたいですね。どうにか力になれることはないでしょうか。

    • 小豆嶋 映子 より:

      メッセージありがとうございます。
      弁天様、本当に残ってくれていて良かったと思います。もし、いなくなっていたらと想像すると、神様が去ってしまった赤浜、今後いい事がないような気持ちになったと思います。でも、こうして残ってくれて、ますます住民の心のよりどころとなりました。
      修復、みんなで考えて早めに実現できるようにしていきたいと思います。その時はご協力お願いいたします。

  2. 佐藤美保子 より:

    弁天島は子供の頃よく遊んだ場所です。
    現在、仙台に住んで35年になります。たまに赤浜に帰ると家から弁天島を眺めそして天気の良い日は弁天島に散歩がてら渡ったものです。
    震災の1年前にも行って弁天島をバックに写真を撮りました。
    弁天島は私の故郷そのもの。
    投稿の写真にただただ涙が出ます。
    普段は離れた地に住んでますが、こころはいつも大槌・赤浜にあります。
    なにか私にもできることはないか・・と思い投稿いたしました。

    • 小豆嶋 映子 より:

      応援ありがとうございます。
      弁天様はみんなの散歩コースでしたね。
      私も天気の良い日、夕日のきれいな日、弁天様に良く散歩に行きました。やはり歩いていける桟橋が欲しいですね。
      蓬莱島も津波でいくらか形が変わったかもしれません。でも、まじかで見た訳ではありませんが、損傷が大きいのは人間が手を加えた部分が多いのではないかと思います。桟橋しかり、鳥居、足場の為のコンクリート部分。島は変わらず私たちを迎えてくれているはずです。
      弁天様の修復について、これからみんなで協議し、いい方法で修復を実現していきたいと考えています。ご協力をお願いする時はホームページでお知らせいたします。
      引き続き、応援よろしくお願いいたします。

  3. いくみ より:

    映子ちゃん、赤浜の情報を配信してくれてありがとうございます。
    小学校の校歌に思いを馳せ一緒に歌って涙して、思い出の沢山詰まった桜にも心が痛んで涙しています。復興のシンボルとして何とか残してほしいですね。
    また、弁天様の痛々しいお姿には、津波の恐ろしさをまざまざと見せ付けられた様な気がします。祖父母から生前聞いた話では、弁天様はこれまでも津波で幾度となく流されても必ず戻って来たとの事です。今度の大津波では、踏ん張って赤浜を守ろうとしたのでしょうか。
    何とか復元出来る事を願っています。
    いつだったか、弁天様に続く桟橋で家族で寝転がって綺麗な天の川を見たのが忘れられません。また同じ様な光景が見られると信じています。
    地元の皆さんの心温まる前向きなメッセージに、私たちの方が勇気付けられています。ボランティアの方々や応援支援して下さる方々にも本当に感謝いたします。私達も非力ながら応援し続けていきます。

    • 小豆嶋 映子 より:

      いくちゃん、メッセージありがとうございます。いつも見てくれてたんですね。うれしいです。
      弁天様、そう言われると、そんな話を聞いたような気もしてきます。いつから蓬莱島にいるのか、弁天様のルーツも知りたいものですね。
      弁天様の修復は赤浜に関係する人々みんなの願いです。修復に向けて努力します。
      これからも、応援よろしくお願いします。
      夏、会えるのを楽しみにしてるね!

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